SEO

SEO対策を始める前に理解するべき事

しばしば、独自ドメインを取得しなくてはいけないとか、検索上位表示されるサイトはサテライトブログを大量に作ってリンクを張るといったような方法論的なSEO対策のお話をいまだに多く耳にします。

あなたもこの記事を見ているのですから、SEO対策についてどうすればよいのか調べているのだと思います。もしも方法論的なものを求めてこの記事に来たのでしたら、残念ながらこの記事のお客さんではないため、別の記事に行くことをおすすめします。

ですが、もしも短期的にではなく、長期的に検索上位にあなたのブログやWebサイトを表示させたいと願うのであれば、一度この記事を読むことをおすすめします。

SEO対策とは検索エンジンの王者に気に入ってもらうこと

検索エンジンのトップは?

そう聞かれた100人中99人はGoogleだとこたえるはずです。ずっと独自の検索エンジンアルゴリズムを使っていたYahoo!も2010年からGoogleの検索エンジンアルゴリズムを利用するようになりました。

ちなみに、日本におけるGoogleとYahoo!のシェアは合計で90%を超えており、残りの検索エンジンは5%以下で分布しています。

参考元が気になる方はこちらのサイトをどうぞ
日本国内の検索エンジンシェア率

つまり、今の検索エンジン業界は、Googleの独占状態であり、上位表示されるということは、Googleにこのサイトは上位に表示させたほうが良いと思ってもらうということになります。

一昔前までは、ただ機械的に上位表示されるWebサイトが決まっていた

では、どうやったらGoogleにこのサイトは上位表示したほうが良いぞ!と思ってもらえるのかが気になるところですよね。一昔前までは外部からのリンクが多いサイト、キーワードの多いサイトが上位表示の対象でした。

これは、単純にGoogleが当時はコンテンツの内容を判断する基準がまだできていなかったため、機械的に上位表示させるサイトを決めるしかなかったという背景があります。

ですが、今はWeb関連の技術は大きく進歩しており、人々がインターネットを通して何を求めているのかというデータも蓄積されてきました。

そのため上位表示させるサイトを決める基準は機械的なものではなくなってきています。

Googleの理念に沿ったサイトが上位表示される

ハミングバードアップデート」や「パンダアップデート」に代表されるように、近年のGoogleの上位表示基準は大きく変化してきています。

従来のSEO対策を行ってきた役に立たないサイトたちはこれらのアップデートによって一気に圏外に行ってしまいました。ですが、度重なるアップデートにも揺るがずに上位表示され続けているサイトも多くあります。それがGoogleの目指す検索エンジンの形に添ったサイトであったということです。

Googleの提供するウェブマスターツールの『良質なサイトを作るためのアドバイス』には

  • あなたはこの記事に書かれている情報を信頼するか?
  • この記事は専門家またはトピックについて熟知している人物が書いたものか? それとも素人によるものか?
  • サイト内に同一または類似のトピックについて、キーワードがわずかに異なるだけの類似の記事や完全に重複する記事が存在しないか?
  • あなたはこのサイトにクレジット カード情報を安心して提供できるか?
  • この記事にスペルミス、文法ミス、事実に関する誤りはないか?
  • このサイトで取り扱われているトピックは、ユーザーの興味に基いて選択されたものか?それとも検索エンジンのランキング上位表示を目的として選択されたものか?
  • この記事は独自のコンテンツや情報、レポート、研究、分析などを提供しているか?
  • 同じ検索結果で表示される他のページと比較して、はっきりした価値を持っているか?
  • コンテンツはきちんと品質管理されているか?
  • この記事は物事の両面をとらえているか?
  • このサイトは、そのトピックに関して第一人者(オーソリティ)として認識されているか?
  • 次のような理由で個々のページやサイトに対してしっかりと手がかけられていない状態ではないか?
  • コンテンツが外注などにより量産されている
  • 多くのサイトにコンテンツが分散されている
  • 記事はしっかりと編集されているか? それとも急いで雑に作成されたものではないか?
  • 健康についての検索に関し、あなたはこのサイトの情報を信頼できるか?
  • サイトの名前を聞いたときに、信頼できるソースだと認識できるか?
  • 記事が取り上げているトピックについて、しっかりと全体像がわかる説明がなされているか?
  • 記事が、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか?
  • ブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか?
  • 記事のメインコンテンツを邪魔するほど、過剰な量の広告がないか?
  • 記事が雑誌、百科事典、書籍で読めるようなクオリティか?
  • 記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
  • ページの細部まで十分な配慮と注意が払われているか?
  • このサイトのページを見たユーザーが不満を言うか?

実際にページやサイトの品質を評価するアルゴリズムを書くことは、これらの自問をするよりもずっと難しいものです。しかしこれらの質問から、Google が良質なサイトと低品質なサイトとを見分けるアルゴリズムをいかにして書こうとしているのか、ご推察頂ければ幸いです。

ユーザーのためにウェブマスターができること

多くのユーザーから、Google 検索での掲載順位を改善する方法をもっと教えてほしいという声が寄せられています。特に Panda アップデートの影響を受けたと考えている方から質問されることが多いようです。Google としては、いずれか特定のアルゴリズムに対してサイトを最適化しようとするよりも、上記のような項目を念頭において、良質なコンテンツを提供することをおすすめします。

良質なサイトを作るためのアドバイス

とあります。

要約すると、「ユーザーのために役に立つ正確な情報を提供しているサイトを上位表示しますよ!」「役に立たないサイトが一時的なアルゴリズムに対して最適化できても、いつかは圏外に飛ばしちゃいますからね!」ということです。

つまり、Googleの目指す検索エンジンは質問したことに対して正確な情報を返すことができるということです。今までは、知りたいことに対して正確にキーワードを入れないと少しずれた結果が帰ってくることってよくありましたよね。そういったことをなくして、会話をするように解答を返したいということです。

しっかりとした情報、コンテンツをそろえることがSEO対策の一番の近道

以上のことを踏まえると、SEO対策で一番大切なことは正しい情報とユーザーの役立つコンテンツをそろえることであるということが理解してもらえたかと思います。

では細かいSEO対策を全くしなくてもよいのか?というとそこまでではありません。例えば、情報やコンテンツの順位が全く同じサイトがあった場合、細かい対策が行われているサイトの方が上位表示されるでしょう。

今までは細かいSEO対策(中には騙し的な対策も)を行うだけで上位表示させることができましたが、それだけではこれからは上位表示させることは難しくなってきています。

ユーザー視点で考えると、SEO対策はしっかり行われているけど役に立たないサイトと、SEO対策をま託していないけど役に立つサイト。どちらのサイトに行きたいのかと考えた場合役に立つサイトに行きたいですよね。そういうことなんです。

Googleは今も昔も変わらずに、「ユーザーのために」を追求しています。これからはよりその傾向を強めていくことでしょう。細かいSEO対策を気にする人もまだまだ多いのが現実ですが、そこに気を取られて時間を無駄にしてしまう前に「ユーザー目線に立った役に立つWebサイト」を作ることを考えるようにしてください。

それが、Googleに評価されて長い間上位に表示され続ける一番の方法です。